こんにちは!みおです。
「一人暮らしはお金がかかるから、なかなか貯金ができない。」そう思っている方も多いかもしれません。また、思い通りに貯金できていますか?毎日、切り詰めて生活しているのになかなか貯金が増えないとお悩みではないでしょうか?実は一人暮らしは、貯金がしやすいです。一人暮らしは、自分で生活費のコントロールができるので、工夫次第で節約や貯金ができます。
金融広報中央委員会「知るぽると※」「家計の金融行動に関する世論調査(令和4年)」によると、一人暮らし世帯の平均貯金額は約871万円、中央値は100万円であることがわかっています。
(※)出典元:金融広報中央委員会「知るぽると」「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和元年調査結果」
ここからは、一人暮らしの方が貯金をするためのコツを紹介していきます。これから紹介する方法は、どれもすぐに取り組めるものです。また、「食事の回数を減らして食費を節約しよう」といった生活を大きく変えなければならないものではありません。今まで、貯金をしたことがないという方でも、実践することで毎月一定額の貯金ができます。これから、貯金をしたいという方は、ぜひ内容をチェックして貯金生活を始めてみましょう。
家計簿アプリで支出を把握する
節約を成功させるためには、まず家計の支出を把握する必要があります。
これまで収入と支出の両方を管理して家計簿で挫折した人もいるかもしれませんが、節約に大事なのは「支出」の管理です。
そこでおすすめしたいのが家計簿アプリの活用です。
家計簿アプリなら銀行やクレジットカード、電子マネーと連携できるため、キャッシュレス決済などの利用履歴が自動入力されます。
現金で購入したものはレシートを写真で撮影するだけで購入場所や品目まで詳細に自動入力されるので、入力の手間もかかりません。
紙ベースの家計簿が続かなかったという人にも、家計簿アプリはおすすめです。
まずは1ヶ月の支出を把握してみて、削れる項目の目安をつけることから始めましょう。
私がおすすめしたい家計簿アプリは「マネーフォワードME」です。
先述した全ての機能を兼ね備えています。この機会にぜひ使ってみてください。
1ヶ月の貯金額を決める!
貯蓄がうまくできない人は「いくら貯蓄にまわせばいいのか」見当がついていないものです。それぞれの環境や目標によって貯蓄の目安は異なりますが、漠然と“わからない”という人は、平均的な給与と貯蓄額からその割合を計算してみましょう。
例えば、1ヶ月1万円の貯金をすると決めたなら、1万円×12ヶ月=12万円で1年間の貯金となります。
一般的には、収入の20~30%を貯蓄にまわすのが理想
20代は、人生のなかでも一番自由にお金が使える時期と言っても過言ではありません。30代、40代となると家族の扶養や子育て、親の介護などにお金がかかるようになるためです。
そんな一人暮らしの貯蓄割合の目安は、月の収入の10〜20%です。例えば、手取り20万円の場合、2万〜4万円のイメージです。実家暮らしの場合は、月の収入の30〜40%です。手取り20万円の場合、6万〜8万円のイメージです。もちろん、結婚式でご祝儀を渡したり、壊れた家電を買い換えたりして、思い通りに貯金できない月もあるでしょう。
そういった出費は「無駄遣い」ではないので、あまり気にしすぎなくてOK。
「必要な貯蓄額」か逆算してみよう!
支出を抑えて貯金額を増やすためには、まず貯蓄の目標額を先に決めるのもいいでしょう。「30歳までに1,000万円!」「留学のために200万円必要」など具体的な目標額を決めて「そのためには毎月いくら貯蓄したらいいのか」を考えると、より計画的な貯蓄ができます。
ただし、あまり無理をして現在の生活が困窮してしまっては本末転倒です。20代のうちから貯蓄するに越したことはありませんが、今しか経験できないことにお金をかけるのも大切なことです。ストレスなく続けるためにも「今、必要なお金」を計算してみましょう。貯金額を決められない人は、「生活防衛資費」といって現在の収入の6ヶ月〜1年くらいを貯金の目標にしましょう。
クレジットカードの「リボ払い」
クレジットカードの「リボ払い(リボルビング払い)」は、使った金額に関わらず、毎月の支払いを一定額にすることのできる支払い方法です。お金を使いすぎていても気付きにくく、支払い回数に比例して手数料も増えるため貯蓄のサイクルが生まれません。「今月たくさん欲しいものがあるから、とりあえずリボ払いに」など、むやみに利用するのは避けましょう。
キャッシングの安易な利用
クレジットカードには、「ショッピング枠」のほかに「キャッシング枠」が付帯され“現金を借りられる枠”が設定されていることがあります。銀行やコンビニのATMなどで手軽に借りられるものも多く、冠婚葬祭などの急な出費に便利ですが、このキャッシングは金利が年15~18%など高いことが多いので、十分に注意しましょう。
貯蓄習慣を上手に長続きさせるコツ
給与の振込タイミングで、貯蓄分を先に貯蓄用口座へ移してしまい、残りのお金を生活費とする方法です。生活費の口座ときちんと分ければ貯蓄額も明確で、「生活費用の口座は自由に使える!」という心理的な安心感も得られます。
また勤務先に財形貯蓄制度(財形)がある場合は、それを利用するといいでしょう。財形がない場合も、金融機関の「自動積立定期預金」などを活用すると、毎月自動で貯蓄する習慣をつくることができますよ。
貯蓄の目的や目標を定める
貯蓄が長続きしない理由の1つに「モチベーションが下がってしまう」ことが挙げられます。これを防ぐためには、貯蓄の目的を明確にすることが効果的です。
「予備費」のほか、旅行費用や新しいことにチャレンジするための資金など、貯蓄を楽しめるような目的だと、うっかり無駄遣いをしそうになったときにも抑止力になってくれることでしょう。
使っていいお金の予算を決めておく
ストレスなくお金をやりくりするコツとして、ある程度の「お金を使う楽しみ」も用意しておくことが大切です。避けたいのは「何にいくら使ったかわからない」という状況。きちんと予算を立てて“使っていいお金”を定めておけば、ストレスフリーでお金をやりくりすることができますよ。
さっそく今月から始めよう!
「まだ20代だから」と思いがちですが、20代でどれだけ貯蓄できるかによって、30代以降の生活スタイルやお金の考え方・付き合い方に大きな差が生まれるものです。生活防衛資金が確保できるようになれば、次は投資にチャレンジしてみてもいいでしょう。いくら貯蓄すべきか、自分の給与と照らし合わせ目標金額を打ち出したら、今月から取り組んでいきましょう!
まとめ
また、一人暮らしにおいては、
「余ったら貯金する」のではなく、「先に貯金を分けておく」のが大切です。
万が一の時に困らないよう、日頃から貯金はしっかりしておきましょう。
大切なのは、固定費を見直したり、食費や光熱費をコツコツ節約したりして
「貯金できる生活スタイル」を作ること。一人暮らしでもしっかり貯金をするコツを知っていきましょう。
そして、楽しい節約ライフを。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。